江差線 津軽線 海峡線 青函トンネル 竜飛海底
29 番線
JR線(江差線・海峡線・津軽線)
本州-北海道を結ぶトンネルは、皆さんご存知のとおり青函トンネルである。
青函トンネルは海峡線。本州側路線を津軽線、北海道側を江差線と呼ぶ。
不思議な事に3路線は、地方交通線である。青函トンネルの今は、本州-北海道
を結ぶ重要路線。しかし地方交通線のため、幹線運賃よりも高くなっている。
写真にはないが、青函トンネル入口に「青函隧道」と表示がある。
実はこの青函隧道という文字は元首相中曽根康弘が書いた文字である。
津軽線は、青森-中小国-三厩を結ぶ路線である。
青森-中小国間は青函トンネルを通過する列車が往来する。
中小国-三厩間はローカル線である。
津軽線 蟹田駅(04. 8.14 蟹田 撮影) キハ100形(04. 8.16 青森 撮影)
海峡線は中小国-木古内を結ぶ路線である。
海峡線はJR北海道所有となる。
海峡線名物では、青函トンネル(53.85km.)、海底駅(竜飛海底、吉岡海底)がある。
海峡線 津軽今別駅(04. 8.14 津軽今別 撮影)
津軽今別はJR東日本、北海道境界駅である。
竜飛海底駅は青函トンネル本州側に位置する避難専用駅である。
一般駅のように自由に乗降が出来ず、見学のみとなっている。
見学は指定列車利用と利用券必要である。
竜飛海底駅名板(04. 8.16 竜飛海底 撮影)
485系 白鳥(04. 8.16 竜飛海底 撮影)
写真左:竜飛海底駅に到着した485系白鳥(八戸行き)2号車の指定したドアが開く。
ドアの開閉は車掌が、非常ドアコック操作で開閉する。
写真右:竜飛海底駅を発車した485系白鳥(八戸行き)
避難誘導路(04. 8.16 竜飛海底 撮影) 海底ホーム(04. 8.16 竜飛海底 撮影)
写真左:避難口。非常時には各列車のドアを開け列車から避難する。各20メールおき設置。
写真右:避難用ホーム。新幹線対応させるため長さ500メートルある。
写真では分かりづらいが、新幹線対応としてレールが3本設置出来るように道床準備され、
約5メールおきにレールとの間にスプリンクラーが設置されている。
避難路(04. 8.16 竜飛海底 撮影) 竜飛定点(04. 8.16 竜飛海底 撮影)
写真左:ホームから入ったところに避難路がある。見学者は荷物置き場に手荷物を預ける。
写真右:竜飛定点。青函トンネルで竜飛定点と書かれた場所はいくつかある。
避難所(04. 8.16 竜飛海底 撮影) 連絡誘導路風門(04. 8.16 竜飛海底 撮影)
写真左:避難所。列車から避難した人は一時的にここで避難する。トイレ、ベンチ、更衣
室などが備えられている。ここにあるトイレは世界一低いところにあるトイレかも。
写真右:避難所から風門へ向かう連絡誘導路と避難所は風門により気圧調整されている。
風門は続けて2箇所あり風門を抜けると2本のワイヤーがある。これに触ってはいけない
と風門を通る前に指示を受ける。ワイヤーに目を向けるとグリスがタップリぬってある。
ワイヤーの手入れはすばらしいと思うが、触ったらグリスが落ちないし危険だ。
避難所、連絡誘導路の床には建設時トロッコを使用したレールが残る。
青函トンネル本州方基地(04. 8.16 竜飛崎 撮影)
連絡誘導路、避難所を抜けると一般見学コースに出る。一般見学コースは、地上にある青
函トンネル記念館来場者コースである。海底駅利用者は一般見学コースの他、特別な所
も見学が出来る。さらに、青函トンネル記念館から竜飛崎へ徒歩で行くことができる。
青函トンネル記念館を出ると風が強く、写真でも分かるように風力発電風車がある。
風車の下に「青函トンネル本州方基地」と書かれた看板があり、かつて青函トンネル
最前基地であったことが分かる。写真駐車場付近には、
トンネル工事使用した弾薬庫、運搬列車(トロッコ)などが展示されている。
国道399号線(04. 8.16 竜飛崎 撮影) 津軽海峡冬景色碑(04. 8.16 竜飛崎 撮影)
写真左:階段国道399号線 階段を降りると町へ通じる。
写真右:「津軽海峡冬景色」碑 石碑には竜飛崎が歌われている2番目が書かれている。
赤いボタンを押すと2番目の音楽が流れる。
竜飛崎(04. 8.16 竜飛崎 撮影)
江差線は江差-木古内-五稜郭を結ぶ路線である。
青函トンネルの海峡線から木古内で江差線に入り
五稜郭を経由し函館へ向かう路線である。
キハ40(04. 8.14 木古内 撮影)
789系(スーパー白鳥車内)(04. 8.14 江差線内 撮影)
青函トンネルの暗闇から抜けると江差線へ入る。
江差線は函館湾に沿うようにして走行するので、海辺が望める。
ファインダーから見た光景は、流れ行く車窓と携帯を握りしめる姿があった。
何を想っているのか分からないが郷里の家族、友人…か。
現代の旅人の姿を感じさせるひとコマである。
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