水郡線


35 番線

JR線(水郡線)

水郡線は水戸-上菅谷-常陸太田・郡山を結ぶ路線で全長150q程ある。
全線非電化路線となっており途中の玉川村付近から郡山にかけて山間を
走行するので季節の移り変わりを楽しむことが出来る路線である。
散策する際には、列車本数が少ないので時刻表で予め調べてから
出掛けた方が良いと思われる。


玉川村駅

玉川村駅は水戸から28q程に位置する駅である。
玉川村?埼玉県と思われる方も多いと思うが茨城県である。
玉川村駅は、関東の駅百選に認定されている。
駅舎はすべて木造。駅舎はコミュニティーホールと兼ねており地元密着
した駅で駅舎に入ると木の香りが漂う。


玉川村駅舎(05.03.20 玉川村 撮影)

山間に位置する玉川村。木材が名産なのか解らないが、駅舎デザインはすばらしい限りだ。

 
到着したキハ110(05.03.20 玉川村 撮影)                       玉川村構内(05.03.20 玉川村 撮影)

水戸から近いこともあり乗降客も数名いるようである。
ホームは対向式となっており上下列車が交換する駅になっている。

 
玉川村駅名板(05.03.20 玉川村 撮影)              発車待ちのキハ110(05.03.20 玉川村 撮影)


下小川駅

下小川駅は、水戸から40km程の地点にある。
周囲は、山と川があり程好い自然景観の中にある駅である。
近くの久慈川では、鮎釣り、バーベキューをしている人も見られる。
駅は無人であるが、かつて有人駅であったことが伺える。
駅舎は近年建替えたようであるが、ホームには転轍機小屋から
転轍機へ向けてのワイヤー跡が見られる。


下小川駅舎(06.07.15 下小川 撮影)

 
下小川駅構内(06.07.15 下小川 撮影)

ホーム下には、アーチ状の空洞がありそこから、ワイヤーが伸びていた跡が見える。
線路は、交換用として2本あるが、実際は3本ある。駅全体で見ると相対式ホームに
見えるが、駅舎が無いホームは島式ホームになっている。


 
久慈川の橋梁を渡るキハ111形(06.07.15 下小川 撮影)


西金駅

西金(さいがね)駅は水戸から44q程に位置する駅である。
夜間は無人であるが日中に限り有人になっている様子である。
駅舎から階段を降りてホームへ出ると昔懐かしい光景に出会える。
駅構内に貨物列車停車し木造の待合室がある。


西金駅構内(05.03.20 西金 撮影)

静まりかえった駅構内にはホキ800が停車している。
温度差により時折レールからピッシと音がする。
静寂の中での音はびっくりする。

 
到着したキハ110(05.03.20 西金 撮影)                駅を後にするキハ110(05.03.20 西金 撮影)

 
西金駅構内(05.03.20 西金 撮影)                    木造の待合室(05.03.20 西金 撮影)


近津駅

近津駅は水戸から86q程に位置する無人駅である。
訪れたときは21時30分頃であったがすでに終列車は終わっていた。
どの駅も昔は対向列車交換できるようになっていたことが伺える。
国鉄時代は交換設備があったと推測するが、列車本数を減らした結果、
列車交換実施駅が限られた為、不要設備は無くしそれが有人駅から無人駅
になっていたのではないかと思われる。


近津駅構内(05.03.20 近津 撮影)


磐城棚倉駅

磐城棚倉駅は水戸から90q程に位置する駅である。
有人駅であるが22時過ぎていたので駅は無人である。
郡山からの終列車到着を待つ為か駅前にはタクシーが止まっている。
東北新幹線新白河との連絡駅になっており連絡バスの乗り場がある。


磐城棚倉駅舎(05.03.20 磐城棚倉 撮影)

 
磐城棚倉駅構内(05.03.20 磐城棚倉 撮影)               磐城棚倉駅名板(05.03.20 磐城棚倉 撮影)

郡山からの終列車到着まで30〜40分程あったが、撮影は断念した。
ここは福島県。白河から東北自動車道を使って約3時間かかることを
考えれば、撮影を中止しなくてはならなかった。
また、紅葉の時期に訪れたいものである。



 
キハ110(06.07.15 常陸大子付近 撮影)

 
キハ110(06.07.15 常陸大子付近 撮影)

常陸大子付近では、久慈川と並行して水郡線が走る。
7月は、鮎釣りが解禁になり釣りを楽しむ人が多い。



改札口



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